2008年度 活動履歴 - 「谷中のおかって」(art-Link上野−谷中2008)

「谷中のおかって」(art-Link上野−谷中2008)

谷中のおかってロゴ

日時
2008年9月23日〜10月19日
場所
東京都 台東区 谷中−上野

谷中のおかって1

「谷中のおかって」は東京都台東区にある谷中という地域での活動で、さまざまな企画運営を通して「アート」に何が可能かを探求していくプロジェクト。

近年、下町情緒溢れるまちとして注目を集めている谷中には、たくさんのギャラリーや地域資源を守っていくためのプロジェクトが盛んに行われている休日は地域外からの散歩客で賑わいをみせ、小さなお店や工房を谷中に新しくオープンする若い人たちも増えてきている。そのような状況の中で、地域住民と地域外から訪れる人、企画者とアーティスト、プロの表現者と若手アーティストなどさまざまな人をつなぎ、新たな交流、新たな活動を生み出していける空間を目指している。

谷中のおかって2

創立一年目は、アートよろず相談所「谷中のおかって」として活動を開始。谷中でアートイベントを企画している人の相談にのり、その企画がより芸術性の高い出来事となるように努めた。メインイベントとして<art-Link上野−谷中>に注目し、より充実したアートイベントとして機能するように促す活動をした。

「谷中のおかって」 のメンバー は【東京芸術大学 熊倉純子研究室】の学生、アートマネージメントに関心のある社会人、<art-Link上野−谷中>の実行委員から成っている。まずは<art-Link上野−谷中>の運営の手伝いを通じて、地域の中で活動することでまちのリサーチをすすめていった。谷中で活動している他の団体との関わりや<art-Link上野−谷中>に参加しているギャラリー・店舗の方との関わりのなかで「谷中のおかって」が谷中にどんな存在として必要とされているのか、どのような組織になっていくべきなのか等の方向性も同時に探っていった。

art-Link上野−谷中

毎年9月下旬〜10月中旬までの約3週間にわたって行われるアートプロジェクト。1997年に始まり2008年で12回目を迎える。

上野と谷中エリア(谷中・根津・千駄木)をつなぐ目的で開始され、現在は主に谷中エリアのギャラリーやスタジオ、飲食店などの多様な芸術関連スポットを紹介するマップを作成している。

マップは5万〜8万枚を無料配布し、観客は昭和レトロブームで人気の下町情緒溢れる「谷根千」エリアを緩やかに巡っていく。

7つのギャラリーが参加した初年度から徐々に規模を拡大し、2007年度にはギャラリーや飲食店など35団体が参加したほか、台東区芸術支援制度のモデル事業として参加ギャラリーや東京国立博物館の茶室、路地などさまざまな場所で舞台公演企画を行った。

実行委員会は、上野エリアの美術館スタッフ、谷中エリアの商店主、参加ギャラリーのスタッフなどで構成されている。

インフォメーション機能の充実

谷中のおかって3

創立一年目は、アートよろず相談所「谷中のおかって」として活動を開始。谷中でアートイベントを企画している人の相談にのり、その企画がより芸術性の高い出来事となるように努めた。メインイベントとして<art-Link上野−谷中>に注目し、より充実したアートイベントとして機能するように促す活動をした。

従来<art-Link上野−谷中>のインフォメーションは一カ所で、そこではマップを配って簡単な道案内をする程度であった。しかし、このイベントは谷中のまちに点在するギャラリーを回ってもらわなくてはならないが、細い路地が入り組んでいる谷中は初めて訪れた人にとって地図をもっていてもすんなり行きたい場所がみつけられるような場所ではない。そのためイベント期間だけいるボランティアスタッフにとってもインフォメーション提供はとても難しいことだった。

そこで、今年は実験的にもうひとつ「サービスデスク」を設け、そこでは一歩踏み込んだ案内サービスができるよう努めた。事前にスタッフの育成もし、散歩客の所要時間に合わせおすすめの散歩コースを提供したり、訪れた人の関心に合わせた情報が提供できるようにした。「サービスデスク」はゆっくりくつろいでもらい、自然な会話をしながらコミュニケーションがとれるように軽食の販売や、オフィシャルグッズの販売をし、アートリンクを通じて谷中のまちで起きているさまざまな出来事に関心をもってもらえるように工夫した。

谷中のおかって4

創立一年目は、アートよろず相談所「谷中のおかって」として活動を開始。谷中でアートイベントを企画している人の相談にのり、その企画がより芸術性の高い出来事となるように努めた。メインイベントとして<art-Link上野−谷中>に注目し、より充実したアートイベントとして機能するように促す活動をした。

スタッフTシャツを着て谷中のあちこちに散らばり、アートリンクの地図をもって迷子になっている人に案内サービスをした。次第にスタッフ一人一人がインターフェイスとして機能するようになり、アートリンクが開催しているという臨場感が増すと同時に、イベント参加誘致にもつながった。サービスデスクに訪れた人と、谷中の話題で会話が弾むように谷中にまつわる商品を販売した。

お茶を飲みながらゆっくり散歩コースを相談してもらう。近所の人たちとの関わりや、物販・軽食を交えてのコミュニケーションを通じて谷中のより深い情報をスタッフは吸収することができた。

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